お友達や周りの人が幸せそうにしているのを見てうらやましく感じたり、どうして自分ばかりこんなに不幸なんだと腹が立ったりしたことはありませんか?
また、自分にないものを持っていたり、自分にできないことができる人を見て、どうして自分は何もないんだろう、何もできないんだろうと不安や悲しみに襲われたことはありませんか?
Orerinaの体験談
私はあります。
それももう幾度となく。
自分よりうまくいっている人を見ては、私は何をやっても駄目だ。
中途半端で続かないし、できないことばかりでほしいものも手に入らない。
前世で極悪人だったから現世では幸せになれないようになっているのか?とさえ思っていました。(笑)
恋愛なんて特に顕著で、毎回うまくいかなくて辛い思いをしていたので、周りで幸せそうな人を見るたびに、どうして自分ばかりこんなに苦しい思いをしているんだろうと感じて悲しくなっていました。
でもこれには原因があったんです。
私はその原因を知って対策し、そして自分にできる最大限の努力をしたので、今では人と比べて落ち込んだり辛い気持ちになったりすることはありません。
何かから解き放たれたような感覚で、とてもすがすがしいです。
当時は何も持っていない、何もできない、幸せじゃない自分が大嫌いでしたが、今の私は何でも持っているし、何でもできるし、とても幸せで自分のことが大好きです。
今回は、私の経験を基に、他人と自分を比べて落ち込んでしまう原因と、本当に見るべきたった一つのもの、そしてそのためにとるべき行動ついてお話します
Contents
他人と自分を比べて落ち込んでしまう原因とあるべき姿
他人と自分を比べて落ち込んでしまう原因は、間違った劣等感を他人に対して抱いていることです。
劣等感というのは、何かと比べたときに劣っていると感じることですが、その”何か”の対象が本来見るべきものではないものにすり替わっているから、落ち込んでしまうんです。
では、本来見るべきものとは何か。
それは、理想の自分です。
劣等感を抱く相手は、他人ではなく理想のあなたなのです。
- 間違った劣等感=他人に対して抱く劣等感
- あるべき劣等感=理想の自分に対して抱く劣等感
それでは、順番に見ていきましょう。
①間違った劣等感=他人に抱く劣等感
人と自分を比べたときに、あの人に比べて私にはこれが足りない、あの人はたくさん持っているのに私にはこれだけしかない、あるいは、全く持っていない。
こんな風に感じているとき、あなたはその人に対して劣等感を抱いています。
その人と比べて自分が劣っているように感じるから、落ち込んだり不安になったり悲しくなったりしてしまいます。
だけど、あなたはその人のことを全て知っていますか?
ある一部だけを見て勝手に劣等感を抱いていませんか?
もしかしたらあなたが気付いていないだけで、その人もあなたに対して劣等感を抱いていることがあるかもしれません。
例えば、あなたは素敵な彼に愛されていつも幸せそうにしているお友達のことを羨ましい、なんであの子ばかり?と思っていたとします。
でもその人は、確かに彼から愛されているのは幸せだけど、彼以外との交流がほとんどなくて、いつもたくさんのお友達に囲まれているあなたのことを羨ましいと思って、友達が少ない自分に嫌気が差しているかもしれません。
あるいは、その人は彼のことが大好きだし愛されているのは幸せだけど、本当はもっとイケメンな人と付き合いたかったと思っていて、イケメン彼氏がいるあなたを羨んで劣等感を抱いているかもしれません。
こんな風に、あなたが自分よりも優れている、うらやましいと思うあの子でさえも、少なからずあなたや、他の人に対して劣等感を抱いていることは大いにあり得るのです。
何に注目するかは人それぞれですし、あなたにもあの人にも、自分にあるものとないものがあって当然なんです。
つまり、自分ではない他人に対して劣等感を抱くということ自体が不毛なんです。
小学校の理科の授業を思い出してください。
植物が育つ過程を観察するのに、日なたと日陰、あるいは水をやるやらない、空気を与える与えないなど条件を変えて実験をした、またはその実験内容を教科書や資料集で見たことがあると思います。
この時、日なたと日陰で比較したいなら、それ以外の条件はすべて一致させる必要があると習いましたよね?
だって、他にも違う部分があったら、何が影響して植物が育ったのか育たなかったのかわからないですから。
これと同じで、あなたが自分と他の人を比べるなら、比較内容以外の要素は全て一致させないとその比較は全く意味がないんです。
「愛してくれる彼がいるかどうか」について比べるなら、それ以外の要素、例えば顔や性格、育った環境その他もろもろ全て同じにしないと、それが原因であの人は幸せであなたは不幸せという結論を出すことは到底できないんです。
そして、お分かりかと思いますが、そんなことは不可能ですよね?
だから、他人と自分を比べて劣等感を抱くということには全く意味がないんです。
つまり、間違った劣等感とは、他人に対して抱く劣等感です。
意味のない行為なんだということを知っているだけでも少し楽になると思うので、誰かと自分を比べてしまいそうになったら思い出してくださいね。
②あるべき劣等感=理想の自分に対して抱く劣等感
他人に対して抱く劣等感は間違った劣等感だというお話をしました。
じゃあ、劣等感って何なの?という感じだと思いますが、その問いにお答えします。
劣等感とは、そもそも他人に対して抱くものではありません。
劣等感とは、理想の自分に対して抱くものです。
Orerinaの体験談
当時の私の理想の自分とは、自分のことだけを一番に深く愛してくれる彼がいて、家族やお友達に囲まれて大好きな土地で大好きな人と大好きなことだけをして生きている自分でした。
私は大食い女なので、どれだけ食べても太らない体を手に入れて好きなものを好きなだけ食べられるというのも理想ですね。(笑)
恋愛のブログなので恋愛にフォーカスすると、理想の自分に対して当時の私に足りていなかったのは、自分のことだけを一番に深く愛してくれる彼でした。
私は、まだ見ぬ理想の彼を手に入れるためにたくさん努力をして、見事その理想通りの彼と今は幸せに暮らしています。
このように、理想の自分に対して劣等感を抱いた場合、そうなるために行動することができます。
他人に対して劣等感を抱いた場合、あなたがその人になることは不可能ですから、ただ落ち込むしかなくなってしまうんです。
比較対象を他人から自分に変えるだけで、同じ劣等感を抱いても、行動次第であなたはどんどん成長することができるんです。
劣等感とは、本来こうあるべきだと私は思っています。
- 間違った劣等感=他人に対して抱く劣等感
あなたは劣等感を抱いている対象の人ではないため、単純に比較することは不可能なので、他人に対する劣等感を抱くこと自体が不毛。 - あるべき劣等感=理想の自分に対して抱く劣等感
理想の自分と現状を比べて、GAPに対して劣等感を抱くのであれば、そのGAP解消のために行動することができるので、行動次第でどんどん成長できる。
他人に劣等感を抱かないための方法
他人に劣等感を抱くことは不毛、見るべきは理想の自分だとわかったところで、急に自分だけに注目することは実際難しいと思います。
そこで、今回は、他人ではなく自分に注目し、正しい劣等感に基づいてあなたが理想の自分に近付けるよう、私が実際に行った方法をご紹介します!
- あるものに注目する
- 他人を見れない状況を作り出す
- 自分磨きをする
それでは、早速見ていきましょう!
①あるものに注目する
まずは、あなたが持っていないものではなくて、既に持っているものに注目するということです。
人間はないものねだりなので、自分になくて他人が持っているものに執着してしまいがちです。
でも、あなたが気付いていないだけで、あなたは既にたくさんのものを持っているのです。
- 家族
当たり前すぎて忘れてしまいがちですが、家族がいるというのはとても幸せなことです。
基本的に家族の前ではありのまま自分らしくいられる方が多いと思います。
無条件に愛情もあるでしょう。
これだけでも十分と思えるほどの幸せをあなたはもう持っているはずです。 - 衣食住があること
世界には住む場所や食事、衣服も十分に与えられない人たちがいます。
帰る場所があること、毎日食べるものに困らないこと、きれいなお洋服を着られることは決して当たり前のことではないんです。 - ゆっくりお風呂に浸かれること
海外旅行に行ったことがある方はご存じかもしれませんが、お風呂であんなにたくさんのお湯を使えるってすごいことなんです。
海外ではお湯すら出ないことも多いです。 - 学校に通えること、仕事があること
学校の勉強はつまらないかもしれないけど、そこでしか得られない学びや経験、そして一生涯のお友達を作ることもできます。
働きたいと思っても働けない人もいます。仕事は好きではないかもしれませんが、働けるのは幸せなことです。 - 彼の存在
もしかしたら、あなたは彼が優しくしてくれなくて辛いかもしれませんが、それでもあなたの彼氏として、もしくは旦那様として元気でいてくれています。
それ自体が、とてつもない幸せではないかと思います。
いなくなってしまったら元も子もありません。
他にも挙げ出したらきりがありません。
自由な時間がることとか、自然に囲まれてスポーツをすることとか。
私たちは誰かと自分を比べなくたって、もう既にたくさんのものを持っていて、とっても幸せなんです。
まずはそれに気付くこと。
自分は恵まれている、幸せなんだと気付くだけで、人生の幸福度は格段に上がります。
Orerinaの体験談
私も、幸せな恋愛や結婚はしていないけど、大好きな家族とお友達、家には愛犬がいてくれて、毎日暖かいお風呂に入れて大好物のお寿司も月数回食べられる。
これに気付いた時、え?私めっちゃ幸せなのでは?!と思いましたね。
それまで自分は不幸だと思っていたので、自分は幸せだと気付けただけで、自分にないものへの執着がなくなりました。
とても有難いとさえ思いました。
あなたも、きっとたくさんのものを持っているはずなので、ぜひ、あるものに注目して、そしてそのものに感謝をしてみてください。
少しは心が軽くなると思います!
②他人を見れない状況を作り出す
そもそも他人を見ないようにすれば他人と自分を比べることはなくなります。
現代はSNSで簡単に他人のプライベートを覗けてしまうので、昔よりもより他人の幸せが目に付くようになっています。
でも、考えてみてください。
自分の不幸な部分をSNSにあげますか?
私はあげません。
美味しいものを食べたとか、お友達と遊んで楽しかったとか、彼にデートに連れてきてもらったとか。
そういう幸せな部分しかSNSにはあげません。
SNSなんて、他人の生活のほんの一部でしかないんです。
幸せなところしか映ってないんですよ。
その裏では仕事が忙しくてストレス溜まりまくりかもしれないし、ワンオペ育児に奮闘中かもしれないし、彼と壮絶な喧嘩中かもしれません。
でもSNSにはそういう部分は映らないから、さもいつも幸せかのように見えてしまいますよね。
自分に余裕があればさらっと流せますが、そうでなければ自分と比べて落ち込んでしまうかもしれません。
だからこそ、他人のことは見ない。
SNSは見ない。
そうするだけでかなり心の平穏を取り戻すことができます。
Orerinaの体験談
私も、見るアカウントは厳選していました。
理想の自分になるために必要な情報を発信しているアカウントしか見ていませんでした。
あとは自分が投稿するときにSNSを開くくらい。
SNSを徘徊する時間が減るので、その分自分と向き合うことができて自分磨きがよりはかどりました!
別にSNSを見てなくてもお友達はいなくならないし、お友達だってあなたの投稿をすべてチェックしている訳ではないし、チェックしていても覚えてないんだから、あなたもSNSをチェックする必要なんてないんです。
他人を見ないようにしていれば時間もできますし、自然に自分と向き合えるようになってきます。
そうしたらなりたい自分に近付けるので一石二鳥です。
SNSからはあなたにとって本当に有益な情報だけを収集するようにしましょう!
③自分磨きをする
あとは、理想の自分に対する劣等感を克服するために、あなたにできうる最大限の努力をしましょう。
美しくなりたいのであれば美しくなる努力をすればいいし、筋肉をつけたければ筋トレをすればいいです。
理想のあなたと今のあなたを比べて足りない部分を補って、自分を磨いていきましょう。
理想の自分に近づくと自信がつきます。
自分に自信が付くと他人のことなんて気にならなくなります。
Orerinaの体験談
私はとにかく幸せな恋愛がしたかったので、そのために必要なことを本当に頑張りました。
- 恋愛について猛勉強して、愛され女子マインドを定着させること
- 男性は見た目重視のため外見を磨くこと。
- ボディメイクや自分に似合う服装の研究
- メイクやヘアアレンジの練習
- 綺麗な姿勢を常に意識
- 理想の彼ができたときに執着してしまわないよう、恋愛以外に夢中になれることを探すこと。
これらを本気でやったら、体型が変わっておしゃれでかわいい服が着られるようになり、お友達からは可愛いと言われ、街中でも声をかけられるようになりました。
また、趣味の乗馬に今まで以上に取り組んだことで、大幅にレベルアップすることができましたし、乗馬をしている人は少ないので誰に話しても興味を持ってもらうことができ、自分の強みにすることもできました
恋愛以外でもそうですが、自分に自信があると他人に振り回されることなく自分を信じて突き進むことができます。
他人のことなんて気にならなくなるし、自分に自信や余裕があるからこそ、他人の幸せを見たときに、素直に喜んであげることができるようになります。
正しい劣等感を抱いて、理想の自分になるための努力を続ければ、あなた自身が成長し、自分に自信が持てるようになります。
そうしたら、今まで抱いていた他人への劣等感やそれによる苦しみから解放されます。
いいことづくめなので、ぜひあなたの生活にも取り入れてみてくださいね!
- あるものに注目する
持っていないものではなく、既に持っているものに注目すれば、自分は恵まれていて幸せだということに気付ける。 - 他人を見れない状況を作り出す
SNSは他人の生活のごく一部を切り取ったもので、裏では大変な思いをしているかもしれないのに、幸せな部分しか見えないから自分だけが不幸のように感じてしまう。
SNSは自分にとって本当に有益な情報を発信しているアカウントに限定して見るようにすれば、他人と比べて落ち込むこともなく、時間ができて自分磨きもはかどる。 - 自分磨きをする
理想の自分に近付くための自分磨きをして自分に自信を付ければ、他人のことは気にならなくなる。
最後に
いかがでしたか?
今回は他人と自分を比較して落ち込んでしまうあなたに、その必要はないということをお伝えしました。
そして、どうしても比べてしまいそうになった時に試して欲しい方法を3つご紹介しました。
Orerinaの体験談
ただ、これを書いている私でさえ、未だに他人と自分を比べてしまうことはあります。
26年間そのように生きてきたので、なかなかすぐには比較癖は治りません。
簡単に治ったら誰も苦労しないですよね…
ですが、比較しても仕方ないということを知ってからは、比較した人のことをすごいな~と思っても、落ち込んでしまうということはなくなりました。
むしろ、その人をすごいと思うということは、自分に足りていないということ。
理想の自分はその人のすごい部分を持っているので、GAPを埋めるために努力しよう!とモチベーションを上げることができるようになりました。
他人と自分を比較してしまっても、落ち込むのではなく、自分を成長させるための糧にできるようになれば、その比較は意味のあるものになります。
今まで他人と自分を比べて落ち込んでしまうことが多かったなら、この考え方をぜひ覚えておいてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
こんにちは!Orerinaです!
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